「キャンドルづくりの体験に行ける人を探してる」
勤め先の同僚から相談されてキャンドル教室に足を踏み入れたのが最初の一歩でした。
それはケーブルテレビのちょっとした収録でした。
体験が始まるまでの長い待ち時間を利用して、作品のアルバムを見せていただきながら先生から話を伺ったことは、キャンドルの知識が全くない私にとって刺激的で有意義な時間でした。
このとき作ったキャンドルは本当に簡単なものでしたが、自分の手で作る工程に終始驚いてばかりでした。
その日の夜、キャンドルのことを調べたりラフ画を描くなど、思いついたイメージを書き記したことを覚えています。
その後、もっとキャンドルのことを知りたい、もっと自由に形づくりたいという思いが強くなって、本格的にキャンドルを作るようになりました。
作れば作るほど奥が深いと感じるキャンドル。
今では自分を表現する場として、試行錯誤しながらワックスの可能性を追い続けています。