私がキャンドル作家になったきっかけ

著者プロフィール

rikichi candle

自立する透明なジェルキャンドルの創作を得意とし、作品そのものだけでなく、灯りが作り出す美しさにこだわり、宇宙や自然の景色から受けたインスピレーションをキャンドルで表現する作り手。

ライブ、映画、ヨガ、ダンスなど異なるジャンルとのコラボレーションに取り組み、空間装飾からインスタレーションなどキャンドルで出来る事の可能性、作り出す空間の素晴らしさを広めるように活動している。

https://www.rikichi-candle.com https://www.instagram.com/rikichi123/

キャンドルを始めた理由

 

きっかけは、たまたまキャンドル作家さんと話をした事でした。


その当時、自分の持つキャンドルの知識は「誕生日ケーキに刺さっている物」程度でしたが、 カラフルなマーブルやグラデーションの大小さまざまなキャンドルを見た時、直感的に「こんな素敵な物が自分でも作る事ができたら面白い」と思った事を憶えています。

それまでは自分でキャンドルを作るなんて考えたこともなかったのですが「気軽に始めら れそう」という軽い気持ちで一歩踏み入れました。

特別に目的や目標があったわけではなく、とにかく自分の手で作ってみたかったのです。

とりあえず100円ショップなんかでロウソクやクレヨンなど必要最低限の道具を用意して、ホットプレートで湯煎して作ったのですが、当時は知識が無かったので直径4cm位なのに凄く太い芯を使って、ドロッドロに溶けるキャンドルが出来上がりました。(この頃は材料を箱買いする事になるなんて 1mmも思っていませんでした。)

そのうち、キャンドルの世界の奥深さや可能性に、好奇心や探求心など色んな心が刺激され、活動を通じて広がる様々なジャンルの方々との出会いがキャンドル生活の潤滑油になり、身も心もキャンドルまみれになりながら今に至ります。